
― 妥協ではなく、最初からCVT一択だった。
導入|S660なのに、なぜCVT?
S660といえばMT。
そう考える人は多いかもしれない。
でも私の場合、MTとCVTで迷ったことはほとんどない。
最初からCVT一択だった。
理由は一つではない。
家族のこと、これまで乗ってきた車、そして昔から感じていたCVTという機構への期待。
今回は、なぜ私がS660でCVTを選んだのかを書いてみようと思う。
01|家族みんなが運転できる
妻と次男がAT限定免許だった。
そもそもS660購入のきっかけの一つが息子たちの運転練習だったので、
自分だけが楽しむ車ならMTも候補になったかもしれない。
でも、R’s 660 PROJECTのS660は家族で楽しむ車。
だったらCVT。
ちなみに、その次男は現在MT限定解除のため教習所に通っている。
……結局解除するんかい(笑)。
02|すでにCVT+パドルシフトが好きだった
私にとってCVTは「MTに乗れないから選ぶもの」ではなかった。
すでにステップワゴンでパドルシフト付きCVTを使っていて、その使い勝手には好印象を持っていた。
だからS660を探しているときも、
「スポーツカーなのにCVTで大丈夫かな?」
ではなく、
「S660のCVTなら、どんな走りをするんだろう?」
だった。
03|昔からCVTに可能性を感じていた
CVTが出始めた頃、職場の上司とこんな話をしたことがある。
「そのうちレースの世界でもCVTが主流になるかもしれないな」
「レーシングカーのパワーに耐えられるCVTなら効率いいもんな」
「ただ、ずっとエンジン音が一定だったら観てる方は面白くないかもな(笑)」
そんな他愛もない会話だったが、私は昔からCVTという仕組みに可能性を感じていた。
04|ターボ+CVTは相性がいいのでは?
CVTは変速比を連続的に変えることができる。
ならば、エンジン回転数を狙った領域に保ちながら加速することもできる。
S660はターボエンジン。
過給が効き、トルクが出る回転域を維持しながら加速できるなら、ターボとCVTは理屈の上では相性がいいのではないか?
これは私が購入前から持っていた仮説
だったら、S660をCVTで乗ってみたい。
05|実際のS660 CVTには「2つの顔」があった
DEFAULTモード
- 街中で扱いやすい
- 低い回転域を積極的に使う
- それでも、もたつく感じはなく十分快適
- パドルシフトも使える
- 一時的に7速マニュアルシフトモードにでき、その後自動解除
SPORTモード
- メーター白→赤
- 瞬間燃費計→ブースト計
- 高い回転域を積極的に使う
- ワインディングが楽しい
- 7速マニュアルシフトモードにでき、マニュアルモード固定
街中ではDEFAULT。
ワインディングに入ったらSPORT。
同じCVTなのに、かなり性格が違う。
06|そしてパドルを操作すれば、さらに遊べる
SPORTでパドルを操作すると7速マニュアルシフトモード。
1~7速を自分で選択できる。
減速すれば自動的にシフトダウンし、停止時には1速へ。レッドゾーン付近まで回せばエンジン保護のため自動的にシフトアップする。
そして、
CVTなのに「自分で変速して走る」という遊び方もできる。
これが思っていた以上に楽しい。
実はこのパドルシフト、操作を工夫するともう少し面白い遊び方もできる。
それは別のLABOで実験してみようと思う。
07|CVTを選んで正解だった
妻と次男も運転できる。
ステップワゴンで感じていたCVT+パドルシフトの良さ。
昔から感じていたCVTという機構への可能性。
そして、ターボとの相性への期待。
そんな理由から選んだS660のCVT。
実際に乗ってみると、DEFAULTでは普段使いしやすく、SPORTにすれば性格が変わり、パドルを使えば自分で操作して遊ぶこともできる。
私にとってS660のCVTは、MTの代わりではない。
最初から積極的に選んだ、もう一つのS660だ。
そして、その選択は間違っていなかったと思っている。
そんなCVTに期待して積極的に選んだ私だったが――
購入直後、そのCVTでトラブルに遭う(笑)。
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